がんの予防・予知:革新的技術 自立精神が肝要! 
   「がんの予知・予防と長寿を学ぶ懇談会  201709.06

 先月、827日(日)、伊豆長岡で総合医療に関する国際会議に参加された。
その帰りに小林常雄先生が百鶴苑に立ち寄ってくださった。

 38年前、小林先生が東大、京大、国立がんセンターで研究開発した腫瘍マーカー
総合予知法(
TMCA:特許取得)
は、今や欧米を始め世界から注目を集めている。
癌を発見してからでは、既に遅く、血液・尿検査を中心とする総合解析で
87%は
事前予知ができ、生活習慣を改善することにより、99%癌は治るとのことであ
る。
 近代医療は、臓器を個別に検査する。たとえば、胃にがんは無くても、大腸に
あるかもあるかもしれない。全部の臓器を調べれば検査料は
260万円をくだらな
い。それに対して
TMCA法は、一度血液を検査するだけで、がんかどうかが判る。
検査料も
8.5万円と格安で済む。(簡易コース:リフレッシュ療法は2.3万円。
今後保険が付くようになればその数分の1)
 ようやく、国立がんセンターも、
3万人から血液を採取し、遺伝子からがんを
早期発見しようとプロジェクトをスタートさせた。そのため莫大な予算と数年の
時間をかけている。その割に、その成功率は未定である。これに比べれば、
TM
CA
法では、腫瘍マーカーは癌の代謝物で、それを、特異マーカーと、関連マー
カーと、増殖マーカーを組み合わせて、それらを検出するので、発見の確率が
高い。小林先生は統合的なアプローチをする東洋的発想から生まれたものである。
 既に、
21000人に予知予防をしておられるので、実績は重要です。TMCA法は、
癌に抽出する液を検出するので発見の確率が高い。医療を金持ちだけでは無く、
万民を救うものとするためには、近代医療と伝統医療の融合が必須である。

 今年
89歳を迎えられた廣瀬輝夫先生(在米)は、ここ20年間、毎年春と秋2
帰国され、医療経営の近代化と東西の医療の融合に努められた。この
11月中旬も
来日される。
「廣瀬輝夫先生」
 がん検診に莫大なお金がかかっても皆、気にも留めない。それは、国の助成や
保険で負担、自己負担を未来へ先送りして実感できないからである。今年の国家
予算、
97.5兆円の内、社会保障費32.5兆円(33.3%)。国債返還23兆円(23.5%、
1000兆円を超す国債の返還)。この2つを併せれば、実に国家予算の実に半分以上
が次世代の犠牲に上に成り立ている。我々はいつの間にか、現世享楽・生命第
1
主義の恐ろしい潮流に乗っているのである。政府の巨大予算は、族議員や利権
集団に巧妙に配分され、本当に必要な分野では、現場に携わる人たちは手弁当で
あることが多い。

 原子力問題も全く同じパターンであることを連想させる。厄介なプルトニュ
ウム処理の期待を込め、もんじゅ高速増殖炉プロジェクトに
1兆円を超える事業
費を賭けた結果はどうであったであろうか?管理が杜撰で、事故が多発。ついに
31年続いたこの巨大プロジェクトは、昨年末廃止となった。片や1960年代後半、
米国で
4年間も無事故で稼働したトリウム熔融塩炉の日本研究クループは、ほとん
ど手弁当で研究を続けている。

 農業もしかり。先日久しぶりに郷里鳥取へ帰省し, 町内, 隣村の田中正保氏
田中農場・八頭町下坂)と会った。30年前は40町歩であった。今は140町歩を
請け負い、喜々として耕作している。小生の田舎村も中間山間地帯だが、彼は、
さらに
12km奥地に小生を案内してくれた。そこは、車が一台ようやく通れるよう
な細い山道を登って、上がった山頂に近い平地であった。4町歩の田を今年から
預かったのだ。彼は、田植えを終えて、勢いよく成長している稲を小生に見せな
がら、「どのようにこの山間耕地を生かすか?」と私に問いかける。自然を生か
すことに余念がない。彼は美味いものを作ることに生きがいを見出し、家族を核
28人の有限会社でやっている。これと対称的なのが、農協傘下の農家の取り組
みである。巨大な助成金を貰いながら、ほんとが、ますますジリ貧であり、組合
員の顔は暗い。

 オリンピックにおいてもまた、然りである。我々は、オリンピックの原点
(精神)を忘れて、お金や箱物に終始している唯物的風潮を憂え、「理念なき
オリンピックを叱る」と題して政策提言をせざるを得なかった。

「東京オリンピックへの提言」

小林先生も「がん治療は人任せだけではなく、自分の健康は自分で守るという自立
の気概が大切である!」
と強調されていた。
 以上、いくつか述べて来た事例に
共通
するのは連体(協調・助成)と共に、自立との
2重目的性が重要だ
ということである。
生命無き卵は、時間と共に腐敗に向かうだけでる。事業においても自立の志、使命感
があるかどうかが発展か衰退かの岐路であると言えよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「長寿とがん予防を学ぶ」 2017.08.24

  一昨日822日(火)、午後8時代(テレビ朝日「たけしの家庭医学」)で
長寿の秘訣として
マインドフルネスについて報道していた。マインドフルネス
とは、『今の「この瞬間」に注意を向け、現実をあるがままに受け入れること』
と定義している。仏教に根差し、呼吸法と瞑想の研修の
場面を放映していました。
以前、
NHKでも同類の放映がされていた。生命の不思議”健康寿命はのばせる!“) 
 827日お話をいただく、小林常雄博士にも聞いてみました。博士は、「そん
なのは山ほどある。」
と直接にはお答えならず、「長野県はいまや長寿1位(沖
縄は
7位)、その理由は生涯現役主義、予防医学にある。」と、また、「歩く
ことが大切、日野原先生も
100歳までは階段を歩って昇るようにされていた。
110歳まで講演スケジュールを取っていらっしゃった(小林先生は日野原先生の
下で
も働いた)。隠岐の島に長寿の人が多いのは坂が多いからである。」。
「アリゾナ州サンシティーは
人口が増えていう。ここでは生涯現役、高齢者
でもスーパーに勤め、チェアーガールをやっている
お婆さんもいる」とのこと。
 この
7月で98歳の誕生日をお祝いされた相澤英之先生も森ビルで弁護士業を
される傍ら、
100を超す会の会長、理事長をされている。「抑留問題とロシア外交」
 先日、出雲で木次乳業相談役の佐藤忠吉さん(97歳)は「今日もやる仕事が
あるということが、
元気の源です。」とおしゃっていた。佐藤さんはその日も
大山から帰宅されたばかりであった。

 また、早稲田の恩師、西原春夫先生のお会いした折、「人生、往路・復路説:
60歳でリセット、自分は89歳なので今、復路の29歳だ。」おっしゃっていた。
岸信介先生は
19878月、90歳で他界された。生前、いつも何応欽将軍の養生
訓八か条(
10か条?)をお聞きした。何度もお聞きしても、未だにうろ覚えで
ある。確か「生涯現役」と「笑い」「腹八分目」という項目があったように記

憶している。岸先生の2か月後、何応欽将軍は97歳で他界された。
 町田宗鳳師はありがとう山に「ありがとう寺」を立て、「ありがとう運動」
をされ、毎日「ありがとうの
風」をブログで配信されている。 
 要するに長寿、健康の秘訣は、考え方、気持ちの持ち方が非常に大切だ
いうことであろう。
「風の集い」

 参考:国際伝統医療協会設立 20171113   「国際融合医療協会」設立 20101205