『韓国人が見た東アジア共同体─新巨大戦略』
ドルが基軸通貨から後退し、ユーロが信用未成熟の今こそ、日・韓・中を軸とした東アジア経済共同体を立ち上げ、
推進する好機と著者は見る。全世界交易量に占める各圏内の貿易量は、アメリカ圏16.2%・EU圏38.7%・東北アジア
圏15.1%、外貨準備高も中国(30%で1位)、日本(14%で2位)で、韓国を加えすでに実績上で第3極を形成している。
過去の歴史を乗り越えての東アジア人としてのアイデンティティ形成と、日‐韓‐中を結ぶ海底トンネルの建設を呼び
かける、韓国からの熱い提言の書。