(株)テレビ静岡相談役 曽根正弘氏に聞く(1)

Vol. 23 No. 2, September 2014 147
(株)テレビ静岡相談役 曽根氏のインタビューの第1 回です。
特派員として海外45 カ国での取材活動を経て,テレビ静岡の経営者として
早くからインターネットやクロスメディアに着目される等,長年テレビ業界で
活躍されてきた曽根氏に,放送,情報,地域,国際といった幅広い視点から
お話を伺いました.今回は,テレビ業界に入られた経緯,コンピュータを学ば
れた米国留学,モスクワ特派員への道程,国際人の育成などについて伺い
ました。

        目 次

1.実験心理学からフジテレビへ 2.MIT でコンピュータ・サイエン
3.技術から報道へ
4.モスクワ特派員生活
5.国際人を育てるには
6.海外経験で得たこと

次回以降は,各国での特派員生活,地域企業の情報発信,民間からの
国際関係構築,アカデミアへのメッセージなどについてお話を伺います。

1.実験心理学からフジテレビへ
聞き手:まずはご経歴をお伺いできればと思っております.早稲田大学の
第一文学部から,なぜ,テレビ業界に入られたのでしょうか?
以下サイトへ⇒

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 国難の今こそ国民の一体感が大事で、政府も東京電力も当てにならない中で
まだまだ何が起きるかわかりませんが、言論をもって動かしていかなければなら
ないと思います。リーダーがほしい。


曽根 正弘(そね まさひろ)
昭和15年7月27日生まれ
1964 年早稲田大学第一文学部(哲学科心理学) 卒業,
(株)フジテレビジョン入社,
1970–1971 年米国ミシガン大学,MIT 留学,
1982–1985 年モスクワ特派員,
1989–1990 年ワシントン,ニューヨーク特派員,
1990–1994 年ロンドン特派員・支社長,
1996–1998 年取締役総合調整局長,国際局長.
1998 年(株)テレビ静岡専務取締役,
2005 年代表取締役社長,2009 年代表取締役会長,
2011 年相談役(現在に至る).
現在の主な兼職:静岡市行財政改革推進審議会会長,
静岡県ニュービジネス協議会副会長,
静岡商工会議所情報文化部会長,
静岡交響楽団理事長