楽待不動産投資新聞 

最も住んでみたい街、ランキング発表

住宅不動産や大京などマンション分譲大手7社は「住んでみたい街」のランキングを発表した。
 それによると首都圏では吉祥寺が6年連続で首位。
2位は自由が丘で、3位は横浜。
いずれも交通の便や商業施設が充実していることが理由に挙げられている。
 自由が丘は「おしゃれだから」という理由が多かった。また二子多摩川は昨年6位から
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位に上昇。鎌倉は8位から7位に順位を上げた。 
また今回の調査から「老後に最も住んでみたい街」の調査も。その結果もっとも老後に
人気のある町は鎌倉となった。鎌倉の歴史や自然環境が評価された。 
2位は吉祥寺で「日常の生活に便利だから」という理由が多く、
3位は横浜で「交通の便が良い」と理由が多かった。 
さらに今後の地価の動きなども合わせて、不動産投資の対象を選ぶ際の参考にしたい。

                                      引用元:日本経済新聞社   

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    長谷工アーベスト(東京都港区)が30日発表した 首都圏「住んでみたい街ランキング2013」に
    よると、
    1位は吉祥寺で04年の調査開始以来、9回連続でトップの座を維持した。
    「中央線沿線」「新宿や渋谷へ乗り換えなしで行ける」といった利便性などで 支持を集めた。

   2位は3年連続で自由が丘、3位は横浜と武蔵小杉が同率で並んだ。
   特に、武蔵小杉は前年調査の17位からランキングが急上昇し、 「再開発で街が便利」「乗り入れ
   路線が豊富」といった点で評価が高まった という。
   
    この調査は2008年を除き、2004年から原則として年1回実施している。
          ソース   長谷工アーベスト  プレスリリース一覧

年収300万円でも吉祥寺に家が買える!?
お宝マンション活用法
     三鷹市の 新築 マンション/公式

 不動産大手7社が毎年行っている「住んでみたい街」アンケートの調査で、5年連続
ナンバー1にあがっている吉祥寺。裏を返せば、家を買うにも借りるにも値が張り、
「住みたいけど住めない街」ということでもある。

  高額エリアの吉祥寺に家を買うなんて、庶民にとっては夢のまた夢……。そう思い込みが
 ちだが、『年収300万円で人気の街に家を買う!』(井形慶子/講談社)によれば、中古
 マンションを狙うことで格安の掘り出しもの物件が見つかるという。
 基本的に銀行は「年収×6倍」で住宅ローンを融資してくれるから、給与所得の税込み
年収300万円であれば、その6倍で1800万円。これに頭金200万円を用意すれば、2000万円
以下の2DKマンションくらいは可能となる。
問題は吉祥寺に2000万円以下のマンションなんてあるのか? ということ。
 これが実際にあるらしいのだ。10年来、吉祥寺で暮らす著者はイギリスの暮らしをテーマにした情報誌
『ミスター・パートナー』の創刊編集長であり出版社の経営者でもある。住宅事情にスポットを当てた著作も
多く、この10年で内見した住宅は、のべ500件以上という事情通だ。
 そんな著者が2008年に購入したのが築35年の老朽マンション。吉祥寺駅から徒歩8分という好立地で、
広さ45㎡のメゾネットタイプだ。その価格はなんと500万円なり。元々は1280万円で売りにだされていたが、
廃屋同前の物件だったため買い手がつかず、格安で売りに出されていたのだ。
 この物件を200万円のリフォームで見違えるような「ロンドン・フラット」に生まれ変わらせたのである。
イギリスは築60年以上の住宅が大半で、リフォームをして賃貸に出したり、売ったりするのが一般的だという。
100回以上の渡英経験を持つ著者だからこその発想を吉祥寺で生かしたわけだ。
 近年、古くからの吉祥寺住人の高齢化が進み、相続の際に売りに出される物件が増えた。築年の古い
ものなら掘り出しものが見つかるようになったわけだが、物件探しにおいて重要なのは、「築年よりも
ロケーション」だと著者は断言する。
 たとえば、10年前に著者の友人が築20年のマンションを吉祥寺に購入したのだが、家の事情で実家を
出られなくなってしまった。泣く泣く人に貸すことにしたのだが、人気の街だけあって借り手がつかなかった
のはわずか2カ月だけ。毎月12万5000円の家賃収入があり、住宅ローンと管理費を相殺しても月々1万円
少々の小づかいまで残るという。住宅ローンが終われば、あとは家賃収入でリタイア後も豊かに暮らして
いけるだろう。これも住みたい街ナンバー1というロケーションだからこそ。
 東日本大震災後、家を購入する際に地盤が気になる人も増えただろう。老朽化した物件となれば
なおさらだ。しかし、吉祥寺のある武蔵野市は関東ローム層と呼ばれる風化火山灰土で覆われ、
住宅地盤として強いというから心強い。
 新築マンションは購入直後にガクンと値下がりし、その後は徐々に下がっていく。一方、賃貸物件に
関しては新築も中古物件もそれほど大きく変わらない。つまり、中古住宅を買って賃貸に出すのが
、いちばん利回りが良いということになる。
 当然のことだけれど、購入すれば家は残るが、賃貸では何も残らない。年収300万円だと東京の高い
家賃を払うと生活していくだけで精いっぱいだ。しかし、年収300万円でも買える家があるなら話は変わって
くる。住まいが残れば老後の暮らしの基盤となり、将来の不安も軽減されるだろう。
 本書において吉祥寺に家を買うということは、ただ素敵な街で暮らすという憧れだけでなく、人生の
ライフプランにも密接にかかわる現実的な問題。中古物件の見極め方やお宝マンションの見つけ方など、
さすがに500件以上内見した著者だけあって、かなり具体的に記されていて参考になる。自分の収入では
ムリだと思い込まず、検討してみてもいいかもしれない。