Ida Haendel |
ヴァイオリン・コンサート |
イダ・ヘンデル |
2013年3月27日(水) 浜離宮朝日ホール |
イダ・ヘンデル CBE(Ida Haendel CBE、1928年12月15日 - )は、ポーランド・
ヘウム出身のイギリスの最長老ヴァイオリニスト。
ワルシャワ音楽院に学んだ後、ベルリンでカール・フレッシュに、またパリでジョ
ルジュ・エネスコにも師事。第二次世界大戦中は、他の多くのユダヤ系ヴァイオ
リニストと同じく、英軍・米軍のために慰問演奏を行なった。鋭いテクニックと、
ニュアンスに富んだ音色が特徴的だが、気品よりは感情表出の激しさによって、
女性ヴァイオリニストの中でも一頭地を抜いている。
影響を受けた芸術家として、同郷の先輩ヴァイオリニストブロニスワフ・フーベ
ルマンや、指揮者ラファエル・クーベリックへの傾倒を語っている。
今なお現役で、テクニックや艶やかな音色にはいささかの衰えもみせてはいない
が、1980年代の実質的な活動停止や、録音嫌い(長いキャリアにもかかわらず、
録音数は非常に少ない)、長年にわたって実年齢を伏せてきたことから、「マル
ツィやヌヴーと同世代の伝説の女性ヴァイオリニスト」といわれ続けてきた(そ
れでも生年については諸説あり、1924年生まれ説も有力である)。先年、ウラジ
ミール・アシュケナージとの共演によるCD制作によって見事な復活を果たし、
1998年には指揮者サイモン・ラトルと、2004年にはピアニストフー・ツォンとと
もに来日も果たしている。現在はカナダ在住といわれる。
ヘンデルはヨーロッパ大陸の出身者にもかかわらず、イギリス音楽にも深い関心
と理解を示し、エルガーやブリテンの協奏曲を積極的に演奏・録音したほか、ウォ
ルトンのヴァイオリン協奏曲の録音は、この作品の模範的演奏の一つに数えられ
ている。英国楽壇への功労が認められ、1991年にはCBEを受勲した。
演奏に専念するため入門志願者を断わることでも有名だったが、例外的に米独の
混血ヴァイオリニスト、デイヴィッド・ギャレットを世に送った。しかしヘンデ
ル自身は、「私は彼の(最初の)ファンであって、師匠ではない」と主張してい
る。 (「ウイキペヒア」より)

⇒UpLoad: 2009/10/24
PROGRAM 1 PART 1 of PROGRAM : 1 of the of the 1988 documentary of the life
and career of violinist Ida Haendel, produced and directed by Richard Bocking.
Ms. Haendel started playing at three and a half years and was entering adult
competitions and giving recitals by the age of 7. Ms. Haendel has had an
extraordinary career spanning over 7 decades, most recently giving 2 recitals
in Japan (October 2009) .
The 2-part program includes excerpts from many recital and orchestral performances
with conductors Zubin Mehta (Israel Philharmonic Orchestra), Paavo Berglund
(Finnish Radio Orchestra), Gennadi Rozhdestvensky (London Symphony Orchestra),
Charles Dutoit (Montreal Symphony Orchestra) Claudio Scimone (Il Solitsti Veneti) and others.

⇒UpLoad 2011/04/25

