桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを江藤俊哉、江藤アンジェラ両氏に師事。
在学中は小澤征爾氏指揮の大学オーケストラ演奏旅行を始め、多数のオーケストラ活動に参加した。
1993年、くらしきコンサート10周年記念コンサート「オーケストラが出来てきた」にソリスト出演し、
グラズノフのヴァイオリン協奏曲を山本直純氏(指揮者)と共演。幼少の頃よりオルガンやハープシコードの
レコードを聴いてバロック音楽に親しんでいたが、桐朋学園在学中、有田正広氏(トラヴェルソ奏者)の古楽
実習授業を受けた事がきっかけでさらに古楽に興味を持つようになる。1994年、桐朋学園卒業後平和中島
財団より2年間、1996年フランダース政府より1年間奨学金を支給され、ベルギー・ブリュッセル王立音
楽院(オランダ語圏)に留学。バロックヴァイオリンをシギスヴァルト・クイケン、フランソワ・フェルナン
デス両氏に、室内楽をペーター・ファン・へイフェン、ヘルマン・スティンダース、アラン・ジェルブロウ、
鈴木秀美、バルトルド・クイケンの各氏に師事。
バロックヴァイオリン修了後、引き続きブリュッセル王立音楽院ヴィオラ・ダ・ガンバ科に入学しヴィーラント
・クイケン、フィリップ・ピエッロの両氏に師事。2004年、誉賞付きディプロマを得て音楽院を卒業。
ブリュッセル王立音楽院在学中よりIl Fondamento (PaulDombrecht), La Petite Bande (Sigiswald
Kuijken),
Les Talens Lyriques (Christophe Rousset),Il Gardellino(Jan De Winne), Les
Concerts Parisiens (Pierre
Hantaï), Collegium Vocale Gent(PhilippeHerreweghe), などのコンサートツァー、CD・ラジオのレコーディ
ングに多数参加。2011年、Il Fondamentoのヨハネ受難曲パリ公演におけるガンバのソロ演奏は、評論家から
好評を得た。オーケストラに参加する一方、ソロ・室内楽演奏会を自主企画・開催し、シギスヴァルト・クイケン、
ヴィーラント・クイケン、ロベール・コーネン、ベンジャマン・アラールなどと共演。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏
者レベッカ・ルフェーブルと「デュオ・チェリス」を組み、パレ・デ・ボザール(ベルギー・ブリュッセル)、
ユトレヒト(オランダ)古楽祭などに出演。
日本では九州古楽音楽祭に参加(バロックヴァイオリン)、くらしきコンサート主催「ギャラリーコンサ
ート」に出演。東日本大震災以降は、震災復興などをはじめとするチャリティーコンサートにも積極的に参加す
るようになり、企画・開催も行っている。演奏活動のみならず、ブリュッセル楽器博物館にて見学会(解説)を
企画・開催するなど多方面で活動中。ベルギーを中心に、ヨーロッパ各地と日本で演奏活動を続けている。
ブリュッセル在住。
2018年10月27日(土)14:00開演
会場: Tel:03-5766-3431
〒 150-0002東京都渋谷区渋谷1-16-9 KIビル B1F
JR渋谷駅東口明治通り沿い徒歩3分、副都心線13番出口横すぐ!!
ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者でもある土倉政伸さんをお迎えし、今回はモダンヴァイオリンとバロック
ヴァイオリンのミニコンサートを開催いたします。楽器の解説なども交えたプログラムとなっており
ますので、ご予約のうえ、お気軽にご参加ください。
プログラム
● ヴェストホフ: 組曲 第2番
● ビーバー:パッサカリア ト短調
● ピゼンデル:無伴奏ソナタ イ短調
● テレマン:ファンタジー 第1番 変ロ長調 TWV41
● バッハ:パルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006