国際融合医療協会第7回学術大会

日時 : 2017年6月18日(日)  PDFはこちら⇒
会場 : 東京医科歯科大学歯学部第2講義室

     東京都文京区湯島1丁目5番45号

講演会 9:00~17:00 〈参加費 5,000円〉

懇親会 17:40~19:40 〈懇親会費 4,500円〉

主催:国際融合医療協会
 事務局:〒169-0074 東京都新宿区北新宿1-8-1中島ビル2階
  TEL:03-3368-7589 FAX:03-3368-7455 E-mail:info@niwa-clinic.com

【開催趣旨・概要】 ~学術講演者は各分野の専門家と第一人者~

近年、社会保障費(医療・介護・福祉)の高騰が問題となっている。
原因として高齢化・疾病の複雑化・社会や環境の変化等があげられるが、医学の進歩にもかかわらず
病気が治りにくくなっている感も否定できない。
この問題を解決する為には病気が根本的に治る医療が不可欠である。
医療が高度化・細分化の一途をたどる中で、人間を多面的(解剖学、発生学、栄養学、心理学等)にとらえ、
総合的にみる融合医療はますます重要となってくるであろう。
これらのことを考慮し、次の5つをテーマとして掲げ、今大会を開催する。

1.病気を根治的に治す方法論とシステムの構築
2.健康食品の現在の状況
3.食膳療法で癌の治療と健康増進
4.快活な健康寿命と融合医療の役割
5.理想的な介護とそのシステムは如何にあるべきか



基調講  エネルギーと物質の統合による新しい融合医学
     ~重力進化学を樹立すれば迷宮の免疫学が革新され、治る西洋医学が復活する~
    西原克成 日本免疫病治療研究会会長 西原研究所・歯科・口膣内科診療所所長
     第7回学術大会会長
  エネルギーと物質の統合に基づく学際的融合医療による新しい 医学・生命科学の創始」 ~重力進化学を樹立し、
  身体のしくみを明らかにすれば 自己非自己の免疫学が革新され、治る。 ヒトマイクロバイオーム(人微生物菌叢)
  の細胞内感染症 と バイオメカニクス(生体力学) と 量子物理学【空間と時間・エネルギー(重力・光・熱)と物質の
  関係】 をつまびらかにしましょう。そのうえで、脊椎動物の進化学を究め、冷血動物と哺乳動物の体のしくみを
  比較しただけで、難病発症の謎も解け、対処法も解ります。
 
1、融合医療
  「西洋近代医療と東洋伝統新興医療、健康食品との融合基準」
       廣瀬輝夫 国際融合医療協会理事長
  近代医療に東洋医療と日本独自の医療の融合により強化することが医療介護費の削減にも繋がる。
  その為には不適当な医療介護手技や安全で有効性が証明されていない薬物や 健康食品を排除する
  ことが肝要であり、証拠に基づいた医療(EBM)による証明や症状、血液像、骨髄像、バイオマーカー,
  腫瘍マーカー、屎尿検査、感染菌培養、免疫力などの改善 がない場合は採用すべきではない。
  INTEGRATED MEDICINEを著者が統合医療と翻訳したのは誤りと気付き融合医療と改めたのは、
  統合は不安全で無効な手技、薬物、健康食品も選択せずに近代医療と共に使用しており、種々の邪教、
  暴力団の経営する企業による介入などの弊害が起こる可能性が高い。どの様なものを採択するべきかを
  今回日本の融合医療のあるべき姿を検討したいと思う。

 「自然治癒能力を高めて皮膚疾患を治す~古代の叡智と近代科学を用いた融合医療的治療~」
 丹羽正幸先生 社団法人丹伎会 丹羽クリニック 院長
 癌を含むあらゆる難治性疾患の治療のい方法論を確立した自然治療の第1人者。
 今回は、アトピー性皮膚炎、ウイルス性皮膚疾患、白鮮省などあらゆる皮膚疾患に有効で副作用のない
 スキンケア―を提案する。

2、健康食品
 「健康食品の品質・安全性確保の重要性 ~健康食品認証制度協議会と第三者認証機関の役割~」
  信川益明先生 健康食品認証制度協議会 会長
  健康食品の第一人者。西洋と東洋の医学の融合による診察・予防医療を実践。
  千代田漢方内科クリニック院長、上海中医薬大学客員教授、元慶応大学医学部教授

  「健康食品を取り巻く環境と表示制度の変遷」
  臼杵孝一先生 一般社団法人日本栄養評議会 理事長
  19995年「食の安全と機能研究会」を立ち上げる。現在、日本栄養評議会に改名。米国CRNのと友好団体
  健康食品の川上団体として素材、加工、販売メーカー120社のが加盟する団体として主導。

3、食膳療法
  「癌の予防・改善の食事」
  医療法人高千穂会 済陽高穂 西台クリニック 理事長
  癌における食事療法の第一人者。40年間、消化器外科医として4000例以上を執刀。しかし手術に成功しても
  し、抗がん剤、放射線治療を経ても、約半数が再発する現状に気付き手術後の、患者の追跡調査から食事
  療法にがん撲滅の活路を見出した。代謝と免疫力を高める「済陽式食事療法」を確立。

 「高ミネラル無農薬米~玄米を深炒りすることでαグルカンとセラミドを発生~」
  菊地良一先生 和法薬膳研究所 代表
  自然農法の第一人者。漢方、自然ミネラルを土づくりに用い、身体に最も効果ある玄米を開発。
  菊池農園の無農薬有機玄米はミネラル度が高い。

4、快活な健康寿命
融合医療の普及活動の方法
  「自然治癒力と医療:融合医療の主体は誰か-情報過多時代のセルフメディケーション」
  志田信男 東京薬科大学 名誉教授
  医学史研究の第一人者。古代ギリシャ語、ドイツ語、英語を自由にこなし、各国の古代医学と現代西洋医学
  の評価をしている。人が病気にならず、健康に生活することを独自の立場から提案している。

  「地域におけるヘルシーライフスタイルと緑環境の意義」
   田代順孝 千葉大学 名誉教授
   緑地環境計画の第一人者。舊建設省土木研究所、千葉大学園芸学研究科で研究・教育に携わる一方、
   国際都市環境施設評価プログラムを主導し、世界の自治体環境政策における総合的施策展開方法を開発・指導。
   世界公園会議を舞台に緑の都市造り」を主導し、Healthy Life Style 実現の手法開発に取り組んでいる。

5、介護
 「認知症の人へ出会い、人生の最期までにかかわる~家族を支えながら、個人に向き合う~」
 柴田範子 NPO法人 楽 理事長 東洋大学ライフデザイン学部講師、神奈川県社会福祉審議会委員
 介護福祉士国家試験委員、川崎市保健福祉経学策定委員として介護の質、暮らしやすい地域づくりの願いを持って参画。
 認知症のお年寄りが劣悪な医療や介護によって病状の悪化ににつながっている状況を見て、改善できるケアーの場を作った。
 人生の最後までのお付き合いをさせてもらうために、医療の過剰な介入を防ぎ、薬の量を減らし、最後まで口から食べられる支援、
 トイレの排泄を目指し、関わらせてもらっている。