２０１３．２．１１日訪問

秋　應雲（チュ・ウウン）氏　韓国アカデミー児童合唱団指揮者：2006年第4回世界合唱オリンピックで金メダルを
受賞、国内においては、200回以上を越える定期公演、教会公演、合唱祭などへの出演をはじめ、韓国を代表する
オーケストラであるKBS交響楽団との共演、ミュージカルへの参加等、幅広い演奏活動を展開。
海外公演も米・英、仏　独、伊、墺、比、タイ、中国、台湾等で公演。
我が国では、2001年滋賀県「びわこアジア芸術文化祭」、2003年東京巡回公演、2007年石川公演を
行い、同年能登半島地震で被災された方を公演に招待し、深い感銘を与えました。

秋　應雲（チュ・ウウン）中央大学校音楽大学作曲科卒業。アメリカ・ウェストミンスター大学合唱指揮者夏季講座修了。
チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院指揮科(MC)修了。現在、韓国アカデミー児童合唱団の指揮者。
大韓民国合唱連合会理事長、韓国童謡文化協会会長、世界少年少女合唱連盟顧問、世界合唱オリンピック芸術
委員などの要職を務める韓国合唱界の中心的な存在。

金顕哲（キム・ヒョンショル）氏　　韓国放送芸術協会会長、（財）人間自然科学研究所常任顧問
　　　　　　　長年、KBS,MBC放送ディレクターを務める。韓国ケーブルテレビ協会会長歴任

大脇準一郎　　NPO未来構想戦略フォーラム代表　

　　　　　　萬代の　ねがいをここに　納めおく　苔の下より　いづる水かな

　日沢山水潜寺

　秩父市皆野町日野沢3522
　ＴＥＬ：0494-62-3999

秩父札所３４番寺の前に、結願の御砂ふみがある。平らな黒御影石に二つの足形が揃えて彫ってあり、「足形の上で拝めば、百観音巡礼の功徳がある」と刻まれています。この上に乗って手を合わせると、西国３３ヶ所、坂東３３ヶ所、秩父３４ヶ所の合わせて日本百観音巡礼を果たしたという爽快な気分になるから不思議です。秩父札所３４番の観音堂は、寛政の頃（１７８９～１８００）、江戸在住の人々の寄進によって再建されたと伝えられる方形屋根、四間四面の建物で、周囲の環境と調和して結願の寺にふさわしい森厳な寺域であります。観音堂に向かって右奥の岩下に、自然の岩窟があり、清水が湧き、かたわらに石仏がまつってあります。秩父３４ヶ所の巡礼を終えた人達が、ここで結願の水垢離をとって、笈を解いたところである。秩父札所３４番の寺名はこの行事に由来します。苔むした大きな水鉢にあふれる清水を口に含むと、山の霊気がこもったようなすずやかな味で、身も心も清冽な気分に満たされます。